5月は卒業式のシーズンですが
なかなか大勢が一堂に会しての通例の行事とはいかず
各学校で趣向を凝らしながらの
思い出の1ページを造っているようですが
僕が今までに見てきた卒業式のなかで
一番印象に残ってるのが
今日ご紹介する「ハワイアンカルチャー」を
学んできたHCCの学生たちの
儀式を
皆様にご紹介しましょう
(2015/05/07 4;00am)
この年は 親しい友人が卒業するので
見に行こうとなって まだ真っ暗の未明の頃
ココナツアイランドに出かけた
駐車場にはこの日に卒業する生徒たちが
続々と集まってきていたよ
*
(4:40 am)
そして 今日卒業の生徒たちは
各自が ハラの実で作ったレイを首にかけて
海に入っていった(これは禊なんだとおもう)
各々に 体を海に浮かせて
レイが波に持っていかれるのを静かに待つ。。。
ハラで作ったレイが 体から離れていく瞬間が
卒業の瞬間だったと 後から友人に聞いた
(04:55 am)
そしてココナツアイランドの広場では
先ほどの梅での禊の終わった卒業生たちが
車座になって卒業の儀が始まっていたが
ここからしばらくは撮影禁止だったので
みんな息をのんで見守っていた
空が少しずつ明るくなり
車座の中では 宴が模様されていたようだった
明るくなってから よく見てみると
その場には POIを作った痕跡がのこっていた
この後は 卒業生のみんなが
贈り物を持って再び浜辺に浮かぶ
カヌーに近づいていき
教授の手から 一つ一つが
カヌーに載せられていった
カヌーは浜辺を離れ
遠く沖に出て行って お供え物を
海に流しに。。。
その光景を静かに見守る卒業生たちでした
約1時間半の卒業の儀
残念ながら皆様にはその一部始終をお見せできませんでしたが
この古くから伝わる 禊と成長の儀を
何となくご理解いただけたのではないでしょうか
(5:36 am)
(5:41 am)
まだ薄暗い時間でしたが
朝日が昇り始めて 東の空には
今日のめでたい卒業を祝す 美しい赤色の放射が。。。
卒業生の皆さんおめでとうございます!
帰り際には
橋のたもとには 海に放たれたハレの実のレイが
並みにゆらり ゆらりと浮かんでいましたよ
ふと思ったのですが
このレイを海に放ち 禊が済んだ人だけが
卒業の儀と宴に参加できるということが
時系列でみていけば理解できたのですが
運が悪く 波がレイを攫ってくれなかった生徒は
落第なのかな、、、、?
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