ヒロからハマクアコースト沿いの

国道19号線をどんどん走って

ホノカアタウンの先にワイピオ渓谷があり

ハワイ王朝時代には谷底に楽園があったそうだ


◎ワイピオ渓谷・秘境の旅

その渓谷に降りていく何種かのツアーがあるが

いま、そのツアーが禁止になる議論が

なされているんだって!!!

確かにあの谷底はプライベートエリアなので

当然 公衆用のトイレもなく 各ツアー客の所要時間を考えると

皆さん 木陰や野原で用を足す

(これが天然の有機栽培か?)

不衛生極まりないよね

日本の富士山はひどいと聞いたことがあるが

こちらは人が住んでいる

住民にとっては迷惑千万なんだと思うよね

谷底の中ほどには有名なヒイラべの滝があって

標高400mの山の上から落ちてくる

美しい眺めを見ることが出来なくなるのは困るし

議論の結果がどうなるかはまだ不明だが

妥協点を見つけてほしいものだ!

ワゴンツアー・シャトルツアー・馬車ツアー・乗馬ツアー

一番醍醐味なのはもちろん徒歩ツアーだよね!

ハワイ島でも数少ない原生の植物が残る

秘境中の秘境で その大自然を守っていくのも

我々人類の使命なのかもしれない

ジンジャーの王様だよね

強靭な茎に重厚な 見るからにどっしりした

花ですよね、どっしりと重いよ。

見事なくらい立派なトーチジンジャーです


◎先住ハワイアンからの主食はPoi

そして次の写真は

ハワイアンの主食のタロイモの水田

芋を蒸してコネて潰してハワイアンの主食の

Poiを作るのですが

このまま食べると味が無いので

「不味い」と嫌う人が多いですね

一緒に食べるおかずが必要なのは

日本のご飯と同じ感覚だと思います

でも少し違うのは

このPoiが痛み始めて「酸っぱいのが美味しい」という人も多い

それが通の人の食べ方なんだって

これは僕にはマネが出来ないよ

だってご飯が腐り始めて糸を引いてるのは食べられないもの(笑)

タロイモには水耕と普通の畑で育つ

2種類があって

どっちだったかが ポイにふさわしく

どちらかがタロチップスすると美味しいのだと聞いたことがある

タロチップスはビールの摘まみには最高で

食べだすと止まらないほど美味いので

スーパーでもスナック売り場に並んでるよ


◎ワイピオ渓谷には原生の植物が

ジンジャーの種類は数えきれないほどあるのだそうが

調べてみたが 名前が判らない

形状はタヒチアン・ジンジャーに似てるが

タヒチアンジンジャーは花が垂れ下がっているし

写真のジンジャーは立木のように

たくましいね


◎アンスリウムの原種はどんな花?

先日Blogで紹介したアンスリウム

2000種ほどあるのだが

このエナメルの光沢が朝露に光る姿は

やはり秘境の中で存在感を増す

この種類は 中央の肉穂花序が無く

ヒドントレジャーハワイアンバタフライと同じ科に

属するのかな?

花屋さんに並ぶアンスリウムは

ハート型の仏炎苞の部分が様々な色で美しく

飾り花としても長持ちするので

重宝されていますよね

アンスリウムも もとはと言えば

サトイモ科に属する と聞いて

納得の僕でした

今なお このワイピオ渓谷には

約60人の人が住んでいるようで

主なる産業は当然農業で

タロイモの栽培をされているそうです

僕のGOLF仲間のクヒオグリルの先代のオーナーの

SAM ARAKI氏のご両親も

この地でタロイモを栽培されていたそうだが

SAMから聞いた話によると

相当きつい仕事だったそうで「僕は外に飛び出したんだ」と

おっしゃっていましたね

クヒオグリルはSAMの娘さんが現在はオーナーで

市役所近くの元のリコレフアのお店に移転して

相変わらず ロコに人気のレストランです

トーチ・ジンジャー

僕は大好きで野山を歩くと時折出くわすのだが

その都度写真を撮ります

その中でもこのワイピオで撮ったのが

見るからに迫力がある

やはり先住民ハワイアンのパワーが

宿っているのかもしれないね


◎ツアーガイドの責任と使命

ハワイ島の秘境地は

ひそかな観光スポットとして人気であるが

最近はいろいろと内外の共存が旨く行かないところもあり

最近の状態では 我々は足を踏み入れられないところも

増えてきている。

時代の止まった地を訪れるには

我々がその時代にスリップしてから

進入していくのが最低限のマナーではないかと

最近は痛切に感じる

それがツアーガイドの責任と使命ですね


Blog内関連記事

ワイピオ渓谷

ワイピオが観光封鎖?

ヒイラべを望む

 


関係サイト Wikipedia

Waipio渓谷

ヒイラべの滝

ワイピオ乗馬ツアー

ワイピオワゴンツアー