ハワイ島は四国の約半分
オアフ島の約6倍の大きさである
東側に 僕の住んでるHILOの町があり
西側には観光の町KONAがある
昔はこの二つの町を結び 米軍の演習場の中を
突き進む旧サドルロードがあったが
近年には軍施設を迂回して滑走路並みの
ハイウエイが出来たので
HILOーＫONA間がとても便利になった
その道を 「サドルロード」と呼ぶ
語源は 自転車のサドルと同じ意味で
サドルの語源は 馬の背中に乗せる鞍の事
つまりマウナケアとマウナロアの二つの山の
間にある尾根が 馬の背中に似てるので
ヒロとコナの間の島の中央を横断する道を
通称サドルロードと名つけているが
この道も正式には ダン・イノウエ・ハイウエイという
ハワイを代表するスーパーヒーローの名が付いた。
確かホノルル空港の正式名称もそうだね！
僕がこの島に来た当時の道は
細くてグネグネでなぜまっすぐの道を造らなかったのかが疑問で
当時のハワイ島市会議長のハービー氏に聞いたら
歴史的に 敵国の戦闘機
つまり日本軍のゼロ戦が着陸できないように
直線の道は造らなかったそうだ。
（このあたりもはLeiに使うAaliiが沢山だよ）
当時は制限速度は35マイルか40マイルだったと思うが
それでも頻繁に事故があった道で
そのころはレンタカーでは進入禁止の道でもあり
島の難所でもあったのですが
現在のハイウエイは 広くて快適な道で
島の人たちの生活道路として
最高である
先日コナ空港迄ぶっ飛ばしたら1時間半で
遠くには山々が望まれ マウイ島の
ハレアカラも雲の上に浮かんでいた。
島の気候はヒロ側は 夜間には雨が多く
コナ側は乾燥地帯が多いため
夏場は自然発火の山火事が良く発生する
この日も 朝走った時は何もなかったが
帰りに走ろうとしたときは
ブラッシングファイヤーといって
野原が燃えていてその煙があたり一面を覆っていた。
もちろんマウンティンロードは通行止めで
僕たちはカワイハエまで走り
ワイメア～ホノカア経由の北回りでヒロに帰ってきた。
