あの小さな町のラハイナには
なんと12000人もの人が住んでいた。
その多くはホテルやレストラン等観光業で働く
フィリピン人やメキシコ人などの
海外からの移住者が多くいた。
太平洋の紺碧の海に面したラハイナのフロントストリート沿いには
レストランやショップが立ち並ぶこの町には仕事が豊富にあり
一度でもラハイナを訪れた人はご存じだと思うが
その美しい景色とのんびりとしたライフスタイルに惹かれて、
外国人労働者が世界中からラハイナに集まってきました。
そしてそれらは人口増加と経済に大きく貢献しました。
米国勢調査局が2022年7月に推計したところによると、
ラハイナに移民労働者が存在することにより、
外国生まれの住民の割合は米国全体の13.5%と比較して
ラハイナの町は32%もの移民移住者が住んでいた。
コロナパンデミック後のハワイは人材不足で1万4000人の外国人労働者が
移住してきてたようだが 彼らは今回の災害で
地獄を体験してしまい
すべてを失って亡くなった住民も大勢いる。
マウイ島には約3000人のメキシコ人が住んでおり、
その多くがパイナップル畑、ホテルやレストラン、
その他観光関連の施設で働いていると考えられるという。
メキシコの在サンフランシスコ総領事は、
メキシコ国民がこの悲劇に対処できるよう支援するため、
職員3名をマウイ島に派遣した。
メキシコ政府はマウイ島の少なくとも250人の国民と敏速に連絡を取り
火災で失われたパスポートと出生証明書を再発行したという。