昨日の我が家の庭からのBlogの中で

皆さんからのコメントや問い合わせが多かったのが

コーヒーについてでしたので

僕の知ってるハワイでのコーヒーの話を

してみようと思います

◎コーヒーの木の栽培には陽の光が必要

ハワイ島でコーヒーの栽培を始めたのは

ヒロとホノカアの間のハマクア地区でしたが

陽の光が必要とされるコーヒーの木にとっては

天候の良いコナ地区に移動してどんどん拡大していった

1900年初め頃には 移民政策でのサトウキビ畑から

コーヒー栽培農園に変化していったと記されています

付記

【立地条件から 曇り空の多いハマクアコーストには

今では日影を欲するカカオの木が良いと分かってからは

チョコレート(カカオ)農園が増えつつあります】

◎コナコーヒー 粉コーヒー インスタントか!?!

UCCがコナで始めたのが1989年ですから

つい最近ですよね

コナコーヒーというブランド名が日本で話題になったころは

コナコーヒーのコナは「粉コーヒー」と思われていたそうで

そうです、「粉コーヒー イコール インスタントコーヒー」だと思われていたという

笑い話が残っています

◎コナコーヒーは他のコーヒーと比較してなぜ高いのか!

コナコーヒー農園の立地条件を観てみると

急斜面が多く そのおかげで 各列の木々にとっては

日照には好条件だということはご理解いただけるでしょうが

欠点はブルトーザーなどの耕運機や収穫の際にも機械車がつかえないので

収穫のすべては手摘みで熟れた豆を一粒一粒

①人的労働力に頼るために経費が何倍もかかる

また利点としては労働力があるので

②農薬散布に頼らないオーガニック栽培が可能である

以上の2点から高価なのが理解できますよね

◎コナコーヒー10%配合

これがコナコーヒーと言えるのか!?

一昨年から昨年にかけて 法的改正があり

10%ほどしか入っていない商品は

コナコーヒーとは呼べない!

ここではあえてブランド名は出しませんが

特にフレーバーコーヒーで人気のメーカーさんは大打撃でしょうね

◎100%の豆

これはコナコーヒーでも 最近人気のカウコーヒーでも

驚くほど 高いですよね!

特にコナコーヒーの頭文字が「S」の老舗の農園のは 12オンスで75ドル!

まあ、そんなに高いのでなくても 確かに混ざり物のない

オーガニックのコーヒーは美味しいですよね

コーヒーは嗜好品なので

ご自分が一番おいしくいただければよいのですが。。。

◎ヒロコーヒーも有るので覚えておいてね

レインボーコーヒーやボルケーノコーヒーなど

個人個人の農園が収穫した豆を工場に持っていき

完成した豆を各自のオリジナル袋に充填しての販売

これも見逃せませんよ!

最近僕がよく飲むのはUmaUmaコーヒーです

◎観光用コーヒー農園ツアー

せっかくのハワイ島旅行

景色の良いところで美味しいコーヒーを飲みながら

運転の疲れをいやすひと時には

サウスコナのこのテラスも最高ですね

次回のハワイ旅行は 2年分の 10日間の満喫旅行にして

ゆっくりとハワイ島を楽しんでください

ハワイ島のコーヒーについて

以前にも紹介したハワイのコーヒー

http://www.hula-hawaii.net/?p=19356

https://www.hula-hawaii.net/?p=4231

https://www.hula-hawaii.net/?p=51030

以下 参考資料を付け加えておきます

ハワイ移民

ハワイのコーヒー

コーヒー豆って豆?種?