時折日本のテレビ局がやってきて

日本恋しい我々を騙くらかして帰ってゆく

昨日はダウンタウンのパレスシャーターで

NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の収録ついでの

落語会があった。

めっちゃ期待して朝の整理券配布と

午後からは自由席の場所取りに勇んで

2回も並んで心はワクワク

笑福亭鶴瓶と言えば

アフロヘアの若手のころから

先日亡くなった上岡竜太郎氏や

今や日本を代表する芸人明石家さんま氏などと

関西の笑いを日本中に広めた名人たち

映画やドラマでも大活躍の鶴瓶師匠の

上方落語を大いに期待して。。。

450人が入れるパレスシャーターは

1925年のほぼ100年の建造物で

20数年前に長年閉館していたシャーターの再建に向けて

修復ペンキ塗りのお手伝いをしたころを

昨日のように思い出して開演を待った。

前座が終わり いよいよ師匠のお出ましだったが

会場の少しの空席と日本人ではないロコたちを

差し引いた350人ほどの日本人の

約6割が 生で落語を聞くのが初めてだそうで

きっと皆さま方もワクワクされていたことでしょうね。

(もちろん撮影は禁止されてたので

その雰囲気を皆様にお伝え出来ませんが)

約2時間の落語会が終わって

師匠にはハワイ恒例のLeiのプレゼント

笑福亭鶴瓶師匠 お疲れさまでした。

さあ今から小声でぼやきます!

サンマと同様に関西を代表する

お笑い界の大物に

なんで上方落語(浪速)ではなく江戸落語を演じさせたのかが

之こそ 東京NHK(AK)の勉強不足というしかない。

江戸落語をご存じの方は

きっと 鶴瓶は落語がへたくそだ!と思ったでしょう

まして 今から暑い夏を迎える6月半ばに

なんで、年の暮れの大晦日の演題なのか、、、。

(年末年始用のストックに過ぎない)

演目は 江戸落語の 下町の人情編の

【芝浜】の一節からの落語だった。

それとも異国に住む我々をバカにしてるのか!と言いたいね。

鶴瓶の標準語の くそおもろない落語なんて

誰が期待して集まってる?

確かに 海外で 日本からの大物芸人を

タダで観劇できた喜びと興奮はあったでしょうが

(私もその一人)

会場の7割近い人が初めて聞く落語が

あんなつまらん、、、、。と思ってほしくないのよ

若いころから上方落語を聞いてきた私にとって

こんなに無念で残念で悲しい日は

ハワイ移住の前年の

1995年の大震災以来だったよ。

(ぎゃは!これは大げさかな)