マウナロアの噴火が始まって10日目

一昨日から昨日の朝にかけては

深い霧と雨に覆われていて

溶岩流の進行が明確にわかりませんでしたが

今朝の時点では1.8マイル(約2.9㎞)のところまで進んでいます

昨日一部の報道では 1.5マイルまで進み

スピードが速くなってるとの

報道がありましたが誤報のようですね。

上の写真は数日前にマウナロアの

気象天文台に続く道を

溶岩が乗り越えていったのが良く解りますね。

キラウエア火山と今回噴火した

マウナロア火山の位置関係が良く解る地図を

見つけましたので参考にしてください。

キラウエア火山のハレマウマウ火口は

昨年の9月末に噴火して

今もなお活発に活動していますが

溶岩は深い火口の中だけにとどまっています。

マウナロア火山は11月27日の深夜に

噴火が始まり

頂上付近の東北の斜面側に亀裂が出来て噴き出し

今までに4つの吹き出し口が発生しましたが

現在は3番目のフィッシャーが活発に

溶岩を噴出し続けています。

北に流れ進む溶岩流の先端が

ハイウエイ200号線(サドルロード)を

いつ覆い塞ぐかが ハワイ島の一番大きな課題で

ヒロとコナを結ぶ重要なハイウエイなので

今後の経済活動にも大きく影響してきます。

200号線が右(上)に大きくカーブしているのが

見て取れると思いますが

その左側にある3つの小山の手前には

今は使用されていない旧サドルロードあって

先週末から急遽開放して

溶岩見物の観覧スポットとして

先週末の土曜日は 4000台

日曜日は3700台

以降平日は約2500台の車が

押し寄せていて より近くから眺める溶岩見物の

人気の高さを表しています。

今頃は1マイルのところあたりまで

流れてきているのかも。。。

一方 

マウナケアの上からマウナロアを眺めるのも

大人気になっていて

オニズカセンターに登っていく車も

後を絶ちません。

眼下に広がるマウナロアのすそ野を流れる

真っ赤な溶岩流を眺める

ここも今は2番人気の観光スポットとなっているようです。

昨日はあいにくの天気で

雲海が覆いかぶさっていて溶岩流は

はっきりとは見えなかったようですが

神秘ですよね❣

時折雲の晴れ間から真っ赤な溶岩が見えたときには

歓声も沸いて ハワイ島は

「世界で一番の観光スポットです

ぜひこのタイミングを逃がさないでください」と

ミッチーロス市長がおっしゃったのが頷けますね。

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