我が家にお泊まり頂くかたがたと
お酒を飲みながら語り合う時がよくある
そして 必ず尋ねられるのが
「Kenjiさんはどうしてハワイに住むようになったの?」
僕は 昔を思い出しながら そのきっかけになった事を
お話させていただく。
そして皆さん興味深く聞いてくださる
大学1年生の時に 神戸国際会館で歌ったのが
「サンゴ礁の彼方に」と言う昔の名曲だった
子供のころからクラシックの声楽を志していたが
大学入学の時に 先輩方のジャズバンドを聞いて
「ひゃーーーっ!こんな音楽が有るんや」
僕は軽音楽部に入部しよう!ジャズが歌いたい!と
半強制的に入れられたバンドが その前年に歌い手が卒業してしまい
在学生に歌える人が居なかった ハワイアンジャズバンドだった
入部したばかりの年の6月に
大学対抗バンド合戦 に出場して
何を間違ったのか 僕の滔々としたカンツオーネ張りの
ハワイアン音楽の 毒に犯されたのか
審査委員長の「バッキ―白方」さんが褒めて下さって
有頂天になった僕は 決めた!!!
僕は将来ハワイに住むぞ!!!!!!!と
単純ですよね
入部の時に 「お前はこのバンド」と
先輩に カントリー&ウエスタンバンドに入っていて
カントリーソングを歌って
あの時の審査委員長が 「ジミー時田」さんだったら
僕は今頃きっと 布哇ではなく
ナッシュビルに住んでいたのかもしれない(笑)
人の人生って そんなもんだよね
その後 1995年 神戸で大震災にあって
両親と息子を連れてハワイに住処を探しに来たのは
逃避行だったのかもしれない
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