先週のブログでは怪我をして

ERに行って手術を受けたことを書いたが

僕は昨年の夏に腹部大動脈瘤が

爆発寸前まで膨れ上がっていて

即手術が必要だと診断された。

ホームドクターの紹介で心臓血管外科を受診して

その時にドクターに「保険無しだと幾ら掛かる?」と尋ねたら

手術前にCTスキャンが必要で それが「1万ドルちょっとかな?」

昔に観た マイケルムーア監督の

「SICKOシッコ」という映画そのものだワ!

まあ、1万ドルは払えるとして

実際に手術を受けたら幾ら掛かるのだろうか。。。。。

Dr.M曰く 僕の手術報酬が 10万ドルほどなので

諸々を入れると約20万ドルぐらいかかるよ。

と 何気ない顔をして 言った。(絶句)

病院を後にした 僕と妻は

暫くは無言のままだった。。。。。

翌日から 銀行に借入の交渉をしたが

億物件の自宅を担保に借り入れを申し込んだが

コロナの影響で 前年度の収入証明書は「ゼロ」の僕には

返済能力が無いとの判断で

1ドルたりとも貸せないとの返事がきた

銀行が駄目ならと

知人のファイナンシャルアドバイザーに

相談してみたら こちらは良い返事が返ってきた。

とりあえずは手術費用はどうにかなる!と

少し安堵はしたものの。。。。。

ここからが今日の話の本題ですが

日本は凄い国ですよね!

国民総加入の国民健康保険があるのだから!

手術をHILOで受けるか HONOLULUで受けるか

それとも長時間フライトのリスクは賭けではあるが

日本に一時帰国して 日本で手術を受けるか?

高度1万2000メートルを飛んでるのだから

天国に近いので 地獄には行かなくて済むだろう!と

神戸の中央市民病院と連絡を取り

HILOでの検査データーとホームドクターおよび

専門医師の所見を神戸の担当医に送って

手術の受け入れを許可していただいた。

帰国翌日に 海外からの住民票の転入届を出せば

国民健康保険の加入の復活が完了。

高額医療費の払い戻しの制度もあるので

約3か月の日本手術旅行も

手術費、入院費、ホテル代などを含めても

100万円で釣りがあった。

アメリカでは医療保険を加入していないと

死ぬしかないのだ!があの映画のテーマで

全米を揺るがしたのは事実!

史上最悪の大統領と評されてる彼の唯一の良いことは

「オバマケア」という名の国民皆保険の設立である。

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