ハワイ島のフリー・ニュースペーパーに「トミー・バハマ」のデザイナーが書いた
面白い記事を見つけましたよ。
2回に渡って連載してみますね。
ハワイの代表的な衣類のアロハシャツはとっても便利で仕事着としてはもちろんの事、
冠婚葬祭からレジャー着としても皆んに重宝されているが、
この歴史は意外と知られていない。
1930年ごろ移民した日本人たちが日本から持ってきた着物を潰して裏地でシャツを作ったのが始まりで、
当初のアロハシャツの柄は「鶴「松」「富士山」「唐獅子牡丹」などなど純和風だった。
そのシャツをホノルルの進学校でオバマ大統領の母校でもある有名なプナホウの学生たちが着始めて、
後に白人観光客達にリゾート着として売られ始めた。
当時の裏生地アロハの復刻版
その後シャヒーンさんがハワイで初めてオリジナルプリントの生地を作り始めて、結構派手なトロピカル柄で男物と女物が同じ生地というのも初めてであった。このお洒落な素材を人々は「シルキー」と呼んでいた。(後に彼のプリントは裏生地アロハとして大流行、今も沢山有りますね。)
映画「ブルーハワイ」でエルビスが着た復刻版です。
トリ・リチャード(1956年)
1965年にホノルルの役所で金曜日だけアロハシャツを着用し始めて、
今は毎日仕事着として公認されている。
ちょうどそのころアメリカ本土では1950年のフランク・シナトラのハワイ映画で流行し始め、
1961年にエルビス・プレスリーの映画「ブルーハワイ」で大流行。
当時の大統領のハリー・トゥルーマンも愛用して話題になった。
トミー・バハマの代表的なデザイン
明日に続く、、、。