メリーモナーク事務所のお引越し

僕がこのヒロの町に来た頃はメリーモナーク事務所はバニアンドライブにある海沿いのホテル・ナニロア(現ナニロア・ボルケーノ・リゾート)の1室にあり、アンティ・ドッティの娘であり、現最高責任者アンティ・ルアナの妹レイがGM(総支配人)をしていました。3年前にナニロアのオーナーが変わって転居を余儀なくされて、今年のメリーモナークの終了時まではヒロラグーン・コンドミニアムのスティーブ・ヤマシロの所有するペントハウスに彼の好意により無償で部屋を提供してもらっていました。

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スタジアムに隣接する新事務所(正面の白い建物)

五つ星だねこれからも、、、

このたび市が所有する施設の空部屋に、それもメリーモナークの会場のカナカオレ・テニス・スタジアムの隣に位置する最高のロケーションに引越しをすることができました。新しい市長ビリー・キノイ(Billy・KENOI)の誕生で市役所スタッフも一新され、日本で言うところの助役に当たるマネージング・ダイレクターのビル・タカバ(Bill・TAKABA)氏の強烈にプッシュによって許可が下りたと聞いています。これで晴れて市のお墨付きのメリーモナーク・フラ・フェスティバルになったといっても良いのではないでしょうか?ビリー市長はハワイアンとアメリカ人との混血なのでハワイアンの伝統を守る事には情熱を持っておられると思います。今日の新事務所でのミーティングで僕は「フラ・ミュージアム」の設立を提案してきました。展示物はもちろん、ミニ・ステージやワークショップも出来る程のスペースです。市長もTVモニターなども配置して多くのフラ・ファンを歓迎し、特設ステージこそ無いがスタジアムにも自由にお迎え出来るといいね、と話してました。

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(ドアには引越したばかりで紙張りが、、、)

いずれにしろ、一時はメリーモナークはホノルルに行ってしまうのではないか?などと 本拠地ハワイ島のハラウの出場が停滞していた頃は囁かれたものでしたが、今年の地元からのハラウの出場や会場の盛り上がり、それにもまして市の施設に正式にオフィスを構えたメリーモナーク・フラ・フェスティバルの今後は益々フラ発祥の地「ハワイ島」のヒロの町で永遠に伝統が守られて行く事でしょう。日本のフラ・ファンの皆様ご安心ください。

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(今年の写真に見入りナイス・ショットを連発してくれた)

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(ルアナと片付けの手を止めてくれた仲間達)

メリーモナーク・オフィスに日本からの訪問者が前回の引越しの後、場所がわからなくて困ったと良く聞きましたのでアドバイス、新しい事務所の場所をタクシードライバーに告げる場合は「テニススタジアムの隣のオールド・プロパティ・タックス・オフィス」(前・固定資産税納税事務所)といえば解かりやすいでしょう。(右側の白い建物)

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先週金曜日にBS11chがメリモ特集をやってたって?