よく女性がレストランやバーでお酒を飲むときにパスポートの提示を求められた事を「私ってそんなに若く見えるのかしら」とご満悦な光景を目にしますが、そうですアメリカではお酒は21歳以上にならないと飲めませんし、知らなかったとはいえ未成年にお酒を振舞ったお店は法律で罰せられ、リカーライセンスが没収されてしまいます。

hnl-bar-158-21先日、目にした光景はホノルル国際空港の航空会社のラウンジでのこと。家族連れの中の学生風の子が、ラウンジで両親とビールを飲んでいました。カウンタースタッフはその子が20歳であることはチェックインデーター(パスポート確認)で知っているわけで、再三にわたり注意、館内放送でも呼びかけていました。しかしその子は飲むのをやめません。まして両親までが「うちの子は20歳や、、、、うんぬん」

5分後には空港内連邦警察が来て家族共々どこかへ連れて行きました。よく似たケースで日本からの機内に持ち込んだ焼酎をグビッ。数回の注意を無視していると機長特権で緊急逮捕されたのを目撃したこともあります。手錠でシートの脚に拘束され到着まで身動きすら出来ません。そのおっさんはハワイの土を踏まずに強制送還。

「あの大学生は向こう10年間はアメリカには入国できなくなるんだよ、とその後にラウンジスタッフから聞きました。毎月に2回国際線に乗っているといろんなことを体験します。せっかくの楽しい旅行です「郷に入っては郷に従え」をもう一度考えて見ましょう。