ＫＵＭＵ　ＨＵＬＡ　ｆｒｏｍ　ＨＡＷＡＩＩ

今朝久しぶりに本当に久しぶりにホノルルから来たクムフラと会った。彼は７日ほど前から日本に来ていて、その足で神戸に来た。僕は今年の２月まで神戸にあるフラ教室の経営アドバイザーをしていたが、経営者の考え方にストレスを感じてその教室のサポートをやめた。でももう２ヶ月以上もたっているのにその経営者はクムにそのことを告げずにいたらしく、メリーモナークのときにクムにヒロ空港で久しぶりに出会ったとき、「Ｋｅｎｊｉから最近全然連絡が無いので不思議だと思っていた、なぜ辞めたのか？」と尋ねられ、「またね」と即答を避けていた。

彼はとても気にしていたらしく「昨夜、会いたいから連絡をしてくれ」とメールが来て、今朝ホテルまで会いに行った。とても困惑していて僕のアドバイスを求めてきた。僕は彼に「結論は自分で出せよ、しかし僕がなぜやめたかの真相はすべて話をするから」と。これから彼がどうするかは僕の知る由もない。でも彼が不幸な結果だけを引き当てないように願うだけだ。

最近の日本のフラブームは一時の勢いは衰えたもののまだまだ流行の兆しは見せている。アウアナ主体の日本のフラがカヒコの大切さに気づき、映画「フラガール」の影響でタヒチアンに走り、今はベリーダンスに喰われ始めている。日本のフラ教室が生き残る道は、本物を追求する姿勢だけだと僕は思うし、その気持ちが生徒さんたちの心を動かすものだと願いたい。

今日は彼と数時間話が出来た。驚くほど純真な彼に初めて接した気もする。もちろん表面だけしか知らないのかもしれないが、多くのクムフラとも接してきた。ヒロで、ホノルルで、日本で、、、、、、。そんな中で今日は一番好感の持てる男だとも素直に思った。日本のフラブームがハワイアンフラを駄目にしているという人も少なくない。しかしハワイのクムが日本のフラを駄目にしている感も多々ある。いずれにしても１２００年の歴史をもっともっと大切にして欲しいものだ。ハワイが大好きだから、、、、、。

彼は今頃機中の人だろうが疲れた心と体をゆっくりと休めてほしい。商売上手の日本の先生がビジネスクラスに乗るのは勝手だが、その商売の源をビジネスクラスに乗せてあげられる様な対応を求めるのは僕だけなのかな？？？？？？とにかく日本のフラは不可解な世界である。