朝からカポホに向かって車を走らせた
パホアからカポホの道は
大木が道をふさぎ電柱が倒れ
1週間が過ぎた今もなお
6800戸の家庭が真っ暗な夜を迎え
停電が広範囲のエリアですが
残念ながら復興工事のため途中で通行止め
根こぞぎ倒れた直径1,5mほどの巨木も
ブルトーザーのフル回転で
1本1本道の横に 移動していましたが
この先通行止めのサインが有って
来た道を戻り
大きく迂回をして、レイラニ・サブディビジョンを通り
マンゴ・ロードの森の中を抜けました
不思議ですね
ひどいところと
わずか2,3kmの違いで森の木が倒れていません
風の通り道があるのでしょうか?
そして
海岸線の別荘地では
この家は塀も無くなり 庭のお花畑が
姿を消していました
通り抜ける小路は
全くの手つかずの状態ですし
当然のことながら
ホットポンドは閉鎖
両隣のビーチも姿を変えてしまい
イルカが時々湾内で遊んでいる湾
アイザック・ハレの駐車場が
荒波が打ち上げた石で
埋まってしまっていました。
もちろん
近くの露天風呂風のホット・ポンドも無くなってしまい
復旧には時間がかかりそうです
断崖絶壁のマッケンジー・パークも閉鎖
中の方はこんな状態で
断崖の崩落の安全性が確認できるまで立ち入り禁止だそうです
そこからわずか10マイルほど西の
カラパナ方面は
見た感じはまったくと言って良い程 いつもの通り
平常!?
気になったのは
少し残っていたブラックサンドのビーチが
打ち上げられた石で埋まっていた事
これって
PELEパワーかな?
溶岩台地には確かに大きな木は一本も有りませんが
ボランティアの人たちが植えた
小さな苗木は
吹き飛ばされて無くなっていると思っていましたが
なんと
1mほどの木に
鈴なりの ノニの実
その実には可憐な花さえ咲いていました
これこそが
昔から言い伝いをされている
PELEパワーなのでしょうね
わずか1時間前に通った地区の被害の大きさとは
ハリケーンが通過した同じ道筋なのに
雲泥の違い!
被害地区の皆さんにとっては
不謹慎かもしれませんが
何故か感動してしまいました
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