仕事の関係で毎月2,3回はボルケーノまで走る
訪れるごとに違う顔を見せてくれるPELE
ゲストのいない日にも思い立ってハンドルを握る
毎朝ニュースを見て 各地のウェブ・カメラをチェックして
昨夜から今日一日の島中の観光スポットの
動向を見守る
それが僕の毎朝の仕事だ
この日のハレマウマウは
到着した時は暗雲が空を覆い
ハレマウマウから吹き上げる
噴煙が
やたら不気味にさえ見えていた
その雲の隙間から
太陽が
時折顔をのぞかせる
その自然の織り成すアートが
空いっぱいのキャンバスに
色を染める
雲が切れ
その一瞬に
陽の神が 火の神「PELE」を照らす
この瞬間を観た人たちは
なぜか最高の笑顔で幸せいっぱいになり
この島の思い出を
心のアルバムに刻む
この一瞬をサポートするのが
チャーターツアーの醍醐味なんだと
僕は思う