昨日のメリーモナークの事務所移転で明るいニュースを伝えたものの、アンティ・ルアナは日本で起きた一つの出来事に大きなショックを受けた。それは彼女が全く知らないところで砂糖に群がる蟻んこが商売をしている事への悲しみだった。彼女やスタッフ全員はメリーモナークをビジネスにはせずに、ハワイの伝統、ハワイのフラを守り続けたいとNPO法人で一心でやっているのに,いつの間にか手の届かないところで汚染されてしまっていく事に悲しみを隠せなかった。
1週間前の金曜日に日本のBS11チャンネルでメリーモナーク特集があったそうだね。そのことが彼女の耳に入り他のスタッフからどういうことかを訊ねられた。しかし彼女は何も知らないのだから答えようも無い。要するに何の許可も無く日本のTV局が勝手に放映した事への苛立ちだった。
番組内容は詳しくは解からないが、話によるとアンクル・ジョージのコメントも有ったとか、、、、「アンクルが監修にも参加してるのかをアンクルに訊ねてみるね。」でその場で話は終わったもののいずれにしろ顧問弁護士に相談するとは言っていた。
その会話の中で今回のBS11の放映とは結びつくか結びつかないかはわからないが、、、との前置きの中で、今年のメリーモナークの際に日本のプロモーターと名乗る男性のOO氏(あえて名前を伏します)が、1500万円出すから日本での放映権をくれ、と話を持ちかけてきたそうだ。ルアナは「ハワイのKITV局との契約の関係でそれは出来ない」と断ったと報告していた。僕もこの事実関係は全くわからないがいずれにしろ日本でのフラブームの加熱がいろいろな問題を起こしている事のようです。もちろんそれ以上に経済効果もあり、またハワイ文化の広報でもあるわけで一概に悪いとは言えない問題だとは思うが、ここでもう一度考えて見なければ成らないことは「ALOHAのこころ」の心からの理解ではないでしょうか?
KENJIさん、久しぶりに書き込みさせていただきます。メリーモナークを日本国内で見ることができるのは正直嬉しくもあります。。
ただ、金銭を工面してメリーモナークに出場するハラウも少なくない現実も知っているので運営する側は更に大変なんだろうな…と感じたことがありました。年に一度の美しいお祭りであり、ハワイの文化の学びの機会を守る為にも、運営母体やハラウに対して出来ること…無いものでしょうか。サッカーのようにサポーター制度があってもいいですよね……(ね、皆さん♪♪)
これからも美しいものの影の部分、それが哀しい現実だって機会があれば私たちに教えて下さること、希望します。